江東区大島について

 

※ウィキペディア引用

日本 > 東京都 > 江東区 > 大島(おおじま)

 

郵便番号は136-007
大島(おおじま)は、東京都江東区の地名。

現行行政地名は大島一丁目から大島九丁目。

 

【由来】

江戸時代の正保(1644~47)ごろ、海岸の低湿地を開発して村が作られ、約250年前の「元禄図」に初めてその名が出ている。
当時比較的大きな島であったので、この地名がつけられたといわれる。

 

「大島」の呼び名は、弘化四年(一八四七)改版「江戸町鑑」に「大ジマ」と濁音で呼ぶよう強調しており、これは深川猟師町の一つの大島町と
区別して、ここを「大ジマ」と呼んだのであろう。

 

その後昭和40年の住居表示制度実施時に「おおじま」と読むよう決められた。

 

【沿革】

葛飾郡大島村のうち、小名木川沿岸の百姓が1657年(明暦3年)に商売屋を始め、1706年(宝永3年)には町地となり、
深川上大島町と深川下大島町が起立した。この二町は1713年(正徳3年)町奉行と代官の両支配地となり、
明治維新後の1878年(明治11年)に深川区へ編入された。

1889年(明治22年)市制町村制施行が施行された際に横十間川以西が東京市、以東が南葛飾郡とされ、
それまでの南葛飾郡大島村と深川区深川上大島町は横十間川を境に以東は(新)大島村に、以西は東京市深川区にそれぞれ編入され、
深川区深川下大島町は(新)大島村に編入された。

東京市深川区に編入された区域は、深川上大島町と大島村字曽根(暫定的に深川区の「村」として残っていた)があったが、
1891年(明治24年)に大島村字曽根が深川猿江裏町に編入された。現在の江東区猿江(上大島町)、住吉(大島村)にあたる。

現在の大島はこの時に成立した(新)大島村の区域である。これには南葛飾郡(旧)大島村の大部分、深川本村、深川出村、猿江村、
南本所出村、北本所出村、中ノ郷出村、須崎村、小梅村、亀戸村、深川区深川上大島町の各一部のほか、平方村、小名木村、六間堀出村、
深川区深川下大島町の各全域が含まれた。

 

【地理】

東京都江東区の北東部に位置し、城東地域内にあたる。

北で亀戸、東で江戸川区小松川、南で北砂および東砂、西で毛利・住吉および猿江と隣接する。
町域の北辺を竪川、東辺を旧中川、南辺を小名木川、西辺を横十間川と接する。

地区西部を総武線亀戸駅から分岐した貨物専用鉄道線が南北に走る。

 

 

江東区大島に架かる橋について】はこちら

江東区大島にある寺社・寺院・神社】はこちら